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老化は脚から・・と昔からよくいわれます。
加齢・老化で筋肉が細くなり、脚が弱ってくると、脚を引き上げる力が弱まってきます。また、歩行時には必ず片足で立つ瞬間がありますが、その時にふらついてしまうので、引き上げた脚をすぐに着くようになります。 その結果、歩幅が狭くなり、高齢者特有の歩幅の狭い「すり足」歩行となってきます。「すり足」になると、ちょっとした凸凹、例えば家の中では玄関や居間の敷居、畳の境目、階段など、戸外では道路上の石やくぼみ、階段、坂道などでつまずいて転びやすくなります。そのことが原因で、大腿骨などを骨折し、寝たきりの生活を余儀なくされるといったことにもなります。 改正介護保険制度では、転倒しないために筋力を付けることが重要との認識からそういう「転倒予防体操」を今まで以上に奨励しています。市町村などでもいろいろな取り組みがなされています。 このことは、高齢の方の話だなと思われますか? 三十代、四十代の年齢でも歩くことが少ないと脚の筋力はどんどん低下していきます。むしろそういった年齢の時から、しっかり体を動かし歩く必要があるということです。 何か症状が出てからあわてて歩くと、かえって無理をする事にもなりかねません。歩く習慣、動く習慣を、若い内から身に付けておきたいものです。
by yaogenki
| 2005-12-15 23:23
| 健康のこと
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