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今年のお正月の映画鑑賞は、『SAYURI』でした。
スティーブン・スピルバーグが製作、アカデミー賞6部門に麺く『シカゴ』のロブ・マーシャルが監督を手がけ、アジナを代表するスター俳優が結集した世紀の映像プロジエクト。それは、絢燗たる映像美の中仁描き出される、限りなくピュアでドラマチックなラブ・ストーリーです。 花街・芸者の世界も、日本人を含むアジアンスターの共演も、全編英語で字幕付というのも全く違和感がなくて、予想を超えて楽しめました。 以下シネマトピックのサイトから拾ってみました。 <ストーリー> 貧しい漁村に生まれた少女・千代は9歳の時"花街"の置屋に売られる。そこには、千代と同じ境遇のおカボという少女と、花街一の売れっ子と評判の芸者、初桃がいた。親から引き離された寂しさ、下働きの辛さ、初桃の冷たい仕打ち…それは、幼い少女には過酷すぎる日々だった。全ての希望を見失った時、千代に運命の出会いが訪れる。ひとり涙に暮れる千代に、立派な身なりの紳士が優しく声をかけたのだ.「こんな良い日和に泣いてはいけないよ。君のように美しい子が、どうしたのだい?」`”会長”と呼ばれるその男は、千代に涙をぬぐうハンカチと小遣いを手渡すと、連れの芸者たちと共に立ち去る。それはほんの一瞬ではあったが、千代にとっては、人生は辛く苦しいことばかりではないと思い出させてくれた、永遠の出来事だった。この日から、千代は心から芸者になりたいと願うようになる。芸者になれば、会長さんにもう一度逢えるかもしれない…そんな停い願いが、千代に再び希望を与えたのだ。 千代が15歳の時、人生の転機はやってくる。"芸者の中の芸者"と称えられる"豆葉"が、千代を芸者として育てたいと申し出たのだ.豆葉の厳しい指導によって、千代は芸者”さゆり”として花開く。ミステリアスな輝きを放つ瞳と、天性の聡明さで、男たちは彼女の虜となっていく。しかし、さゆりの心は、幼い頃に一度出逢ったきりの名も知らぬ”会長さん”のものだった。例え再会を果たしたとしても、結ばれるはずもない人であると知りながら…。 そして、さゆりはついに芸者とその客として"会長さん"と再会する。例え芸者としてでも構わない、ただ一分一秒でも長く彼の側にいたいと、ほとばしる思いを必死にこらえて彼女は願う。だが、全ての人々の運命を呑み込んでしまう”戦争”という名の残酷な嵐が、すぐそこまで近づいていた…。 <キャスト> 企画のスタート時より注目を集めたのは、その豪華なキャスティングである。ヒロインの”さゆり”に抜擢されたのは、『HERO』『LOVERS』で世界的女優となったチャン・ツィイー。ヒロインが思いを寄せる"会長"役に、『ラストサムライ』でのアカデミー賞ノミネートも記憶に新しい渡辺謙。さゆりを導く芸者"豆葉"役に『グリーン・デスティニー』のミシェル・ヨー。さゆりに敵対心を抱く芸者"初桃"役に、中国映画界のトップ女優であるコン・リー。さゆりの置屋仲間の”おカボ”役には工藤夕貴。また、さゆりに心惹かれる"延"役で役所広司、置屋の女将"おかあさん"役に桃井かおりが起用され、記念すべきハリウッド初進出を果たしている。さらには『北の零年』で渡辺謙の娘役を演じ"史上最高の子役誕生"と絶賛された大後寿々花など、アジアを代表する名優たちの夢の競演となった。
by yaogenki
| 2006-01-20 22:03
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